オンライン手続きがいよいよスタート!

パスポートの更新申請がスマホから可能に

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2023年3月8日
こんにちは。Travel Manager編集部です。 2023年3月27日からパスポートのオンライン更新手続きがスタートします! パスポートの有効期間が残り1年未満で、旅券の記載事項に変更がなく新たなパスポートの発給を申請する、いわゆる更新(切替)申請の場合、電子申請が可能となります。 これまで、申請と受取で2度窓口に訪問する必要がありましたが、今後は原則受取時のみに行けば良いことになります。 本記事ではオンライン申請の概要や手続きの流れ、必要な書類や注意点について解説します。

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オンライン申請の概要

2023年3月27日から、パスポートの更新の申請がオンラインでできるようになります。なお、オンラインの手続きには、政府が運営するマイナポータルマイナンバーカードが必要になります。

これまで、紙の申請書による申請では、申請時と受取時の合計2回窓口へ出向く必要がありましたが、オンラインで更新申請を行えば、受取時の1回のみの訪問で手続きが完了します。 なお、マイナンバーカードをお持ちでない方は従来通り、紙の申請書でも申請できます。

[POINT]
・マイナンバーカードが必要

[注意事項]
下記に該当する方はオンライン手続きがご利用できません。
・パスポートを新規で申請される方
・お手持ちのパスポートが既に失効済みの方
・戸籍上の氏名や本籍地に変更がある方

※一部の府県では例外で受け付けている場合がございます。

オンライン申請 必要書類

オンラインでパスポート更新の申請をするためには、下記書類が必要になります。

有効期間内のパスポート

申請者のマイナンバーカード

マイナポータルアプリのインストール

マイナポータルアプリ対応のスマートフォン

[POINT]
・マイナンバーカードには利用者証明書用電子証明書パスワード(数字4けた)とマイナンバーカードの署名用電子証明書暗証番号のパスワードが必要です。

[注意事項]
・パソコンからも申請手続きは可能となりますが、マイナンバーカードやパスポートの読み取りには、マイナポータル対応のスマートフォンが必要です。
・お手持ちのスマートフォンによっては、マイナポータルに対応していない場合がございます。

オンライン申請 手続きの流れ

パスポート更新のオンライン申請の流れは、以下のとおりです。

マイナポータルアプリにログイン
パスポートの受け取り窓口を選択します

画面の案内に従って、手続きを行います
・顔写真の撮影
・署名(サイン)の撮影
・申請者の情報を入力

申請データを送信
・マイナンバーやパスポートの読取を行います
・署名(サイン)の撮影
・署名用電子証明書を付与し、申請データを送信します

以上で、パスポートのオンライン更新手続き完了となります。

他にも変更 パスポート制度

2023年3月27日よりオンラインでのパスポート更新の申請が可能となりますが、その他変更される点をご確認ください。

戸籍の確認書類は戸籍謄本のみ

パスポートの申請手続に必要となる戸籍については、これまで戸籍謄本又は戸籍抄本のいずれかとしていましたが、今後は、戸籍謄本のみとなります。2023年3月27日以降の申請については、戸籍抄本では受け付けることができなくなり、戸籍謄本の提出が必要になりますので、ご注意ください。

査証欄(ビザページ)の増補の廃止

旅券法の改正により、2023年3月27日以降、査証欄の「増補申請」は廃止となります。増補申請は廃止されますが、旅券の査証欄に余白がなくなった時は、低額な費用で新たな旅券の発給を受けることができるようになります。

関連リンク

外務省「パスポート」

外務省「オンライン在留届」

マイナンバーカード 総合サイト

マイナポータル

Travel Manager編集部

Travel Manager 編集部はIACEトラベルがリリースした「出張に関わる業務をまるっと一元管理」できるクラウド出張管理システム「Travel Manager(トラベルマネージャー)」の企画担当者が運営するメディアです。 出張に関わる全ての人に有益な情報を提供し、業務効率改善の一助になることを目指します。

Travel Manager編集部の記事は こちら



※本書の内容は、本書執筆時点(2023年3月8日)の内容に基づいています。

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