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2022.07.15

ペルー 一部地域に対する非常事態宣言の延長

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○ペルー政府は、ワヌコ州プエルト・インカ郡、パスコ州オクサパンパ郡、ウカヤリ州アタラヤ郡一部地域に対し発出されている、
 組織犯罪対策のための非常事態宣言を60日間延長しました(7月15日(金)~9月12日(月))。
○同地域は,麻薬の原料となるコカの栽培や麻薬の密造が行われていると見られています。
 報道等により、最新の情報の入手に努めるとともに、不測の事態に巻き込まれることがないよう十分に注意してください。

1 ワヌコ州プエルト・インカ郡、パスコ州オクサパンパ郡、ウカヤリ州アタラヤ郡一部地域に対し発出されている、
  組織犯罪対策のための非常事態宣言を60日間延長しました。

【対象地域(7月15日(金)~9月12日(月)まで)】
(1)ワヌコ州プエルト・インカ郡プエルト・インカ町、トウルナビスタ町、ユヤピチス町、コド・デル・ポスソ町、オノリア町
(2)パスコ州オクサパンパ郡コンスティトゥシオン町、パルカス町、プエルト・ベルムデス町
(3)ウカヤリ州アタラヤ郡ライモンディ町、セパワ町、タワニア町

官報(スペイン語のみ):
https://busquedas.elperuano.pe/normaslegales/decreto-supremo-que-prorroga-el-estado-de-emergencia-declara-decreto-supremo-n-085-2022-pcm-2086346-1/
2 同宣言の発出により、当該地域では警察と軍が治安対策にあたり、期間中、人身の自由、住居の不可侵、
  集会の自由及び通行の自由といった憲法で保障された権利の一部が制限されます。

3 同地域は、麻薬の原料となるコカの栽培や麻薬の密造が行われていると見られています。
  同地域へ渡航・滞在を予定される方、及び既に滞在中の方は、不測の事態に巻き込まれないよう、以下のような安全対策を心掛け、十分注意してください。
(1)報道等で最新の治安情報の入手に努める。
(2)所持品は最小限度に留め、目につかないように携行する。身分証は必ず携行する。
(3)普段は比較的安全と思われる場所でも注意を怠らない。
(4)強盗に遭遇した場合、抵抗することにより傷害、殺人事件に発展するケースもあるため絶対に抵抗はせず、身の安全を第一に行動する。
(5)デモ等が実施された場合には近づかず、デモ等に遭遇した場合は速やかにその場から離れる。
(6)抗議活動が暴徒化した場合の標的になる可能性のある政府機関や警察関連施設には、必要のない限り近づかない。
(7)渡航・滞在する場合、道路・空港封鎖等に備え、普段より時間に余裕をもって行動する。

在ペルー日本国大使館 領事部