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2023.03.15

ドイツ フランクフルトでのスリ・置き引き被害の増加についての注意喚起

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●最近、当地において旅行者や在留邦人の皆さんがスリ・置き引き被害に遭うケースが増加傾向にあります。

●置き引きについては、電車内(特にICE)において旅券等の盗難被害に遭った旨の報告が散発的に当館に寄せられているほか、
 スリについては、フランクフルト中央駅地区において店から出た際、声を掛けながら身体を触ってくる複数名の男性の手を払いのけようとポケットから手を出した隙に、
 ポケット在中の現金やスマートフォンを盗まれるという手口が明らかになっています。
●犯罪者は常にターゲットを選別しています。今一度、以下の点を再確認いただき、ご自身の「見られ方」を意識する等、十分注意して下さい。

1 スリ・置き引き被害に遭いやすい場所
(1)不特定多数の人が行き交う人混みの中(主要ターミナル駅、空港、公共交通機関内(ICE 等の長距離列車、Sバーン、Uバーン、バス、トラム)、デパート、スーパーマーケット、市場など)
(2)イベント会場(サッカーやマラソン等のスポーツイベント、見本市(メッセ)、クリスマス・マーケットなど)
(3)ホテルやレストラン(チェックインカウンター、ロビー、朝食会場など)

2 スリ・置き引き対策
(1)所持品や手荷物は身体の前で抱え、決して目を離さない。また、財布や旅券など貴重品は上着の内ポケットに入れるなど肌身離さず携行する。
(2)多額の現金・貴重品を持ち歩かない(現金は分散して持つ)。また財布などをむやみに取り出さない、他人に見せない。
(3)見知らぬ人から話しかけられても、むやみに信用しない(まずは疑ってかかる)。
(4)身体を押されたり、触られたりした場合など、常にバッグなどの手荷物をチェックする(ファスナーが開けられていないか)。
(5)路上(屋外)や主要駅、地下鉄駅構内のATMは極力利用しない(銀行など店舗内のATMを利用)。
(6)ATMで現金を引き出す際、また引き出した後は、周囲を十分警戒する(周囲を見渡して不審な人物が自分を見ていないか確認)

3 参考
 安全の手引き
 https://www.de.emb-japan.go.jp/files/100294519.pdf

在フランクフルト日本国総領事館