出発前に要チェック!
飛行機に持ち込めない除菌、消毒アイテム
新型コロナウイルスの流行で除菌グッズや消毒液を常に持ち歩いている方も多いのではないでしょうか。そんな除菌グッズや消毒液ですが、実は飛行機に持ち込みができない製品があります。飛行機に乗る前にお持ちの除菌グッズや消毒液が持ち込み可能な製品かチェックしておきましょう!
1. 機内への持ち込み、預入ともに不可な製品
使用の過程で腐食性物質(亜塩素酸ナトリウム水溶液)が発生するウイルス除去・除菌製品は、飛行機機内への持ち込み、お預けともにできません。
<対象商品の例>
クレベリン(置き型タイプ、ペンタイプ、フックタイプ)およびその類似製品
2. 機内への持ち込み、預入ともに可能な製品
内容物が危険物に該当せず、化粧品や医薬品類(医薬部外品)に分類されるウイルス除去・除菌製品は、「1容器あたりの容量または質量が0.5Kgまたは0.5リットル以下」であり、かつ「1人当たり2Kgまたは2リットル以下」の条件を満たす場合に限り、飛行機機内への持ち込み・お預けともに可能です。なお、他容器に移し替えた場合はその成分表等を求められる場合があります。
<対象商品の例>
アルコール消毒スプレー、アルコール消毒ジェル、アルコール含有の除菌シートなど直接肌につける製品は現状持ち込み、預入が可能です。
3. 番外編:制限のある荷物
モバイルバッテリー(リチウムイオンバッテリー)、電子タバコ・ライターは機内持ち込み可能ですが、預入は不可となります。女性の必需品である、ヘアアイロンはコード式であれば持ち込み、預入可能ですが、電池式はどちらも不可となります。霧吹き式スプレー類、噴霧器の場合に限りますが、スプレー類は100ml以下であればどちらも可能です。スポーツ用や日用品、高圧ガスのスプレーは不可となります。スポーツ選手の方の試合や合宿の手配をする際に、冷却スプレーについて相談を受けるケースがありますが、原則持ち込み、預入は不可となります。
航空会社、国のルールによる異なる場合がありますのでご心配な場合は手配、営業担当者へご連絡をお願い致します。
4. まとめ
新型コロナウイルス感染拡大の影響で、カウンター、保安検査場、搭乗時等、様々な変化が見られます。保安検査場を抜けると、あらゆる場所に消毒液が設けられております。搭乗時、降機時も座席エリア毎に移動制限があり、密にならないよう様々な工夫が施されています。他のコラム記事でもご説明した通り、機内の空気はおよそ3分で入れ替えられているため(※)、飛行中の機内の空気は清潔に保たれている一方で、もっと接触に注意する必要があります。その為、アルコール消毒液や除菌シート等で常に消毒ができるよう出張、旅行時には常に携帯することをお勧めします。
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※本書の内容は、本書執筆時点(2022年11月1日)の内容に基づいています。