ここに注意!海外渡航。

「お客様のパスポートでは飛行機には乗れません」国際線の飛行機を目前にヒヤッとした経験はありませんか?

2021年1月現在、日本のパスポートは191か国へビザ無しで渡航ができる世界で最も信用度が高い国として認められております。近年ではインターネットからチケットを手軽に購入できるようになり、年間で日本人の10%が海外へ出発しております(2018年推計)。しかしながら、新型コロナウイルスの影響により、ほとんどの国への渡航にビザが必須となり、自由な往来が認められておりません。

今回は、これから海外へ安心して出発できるようにパスポート・ビザ・出入国のポイントをご紹介します。

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目次
  1. 世界の身分証明書=パスポート
  2. その国ビザ必要?
  3. 出発前のチェック、出入国について
  4. まとめ

1. 世界の身分証明書=パスポート

パスポートは生命の次に大切なもの!と外務省ホームページに記載がある通り、あらゆる世界で渡航時の証明書として携帯・提示を義務付けられております。その為、厳重に保管すると共に、念のためパスポート番号・お名前・有効期限等が記載されているページをカラーコピーしておきましょう。

※※航空券予約の落とし穴※※
「パスポート氏名=姓名・性別」の予約間違いがあると、当日飛行機に乗れません。一字一句・性別含め 間違いがあると、搭乗手続きができませんので必ず確認して予約を取りましょう。

<<間違いやすいパスポートのお名前>>
名前に「オウ」音等長音を含む場合は、パスポート登録名を予め確認ください。一般的にはヘボン式で記載されるケースが多数ではあります。非ヘボン式で登録を希望される際は、お名前登録が間違われやすいので名前登録には十分注意ください。

例:加藤= KATO / KATOH / KATOU
例:大野=ONO / OHNO / OONO
例:一郎=ICHIRO / ICHIROH

<<パスポート申請に必要な書類と取得までの期間>>
パスポート申請に必要な書類は5点です。また申請から取得までは約2週間。大型連休前は更に日数がかかるケースがあります。必ず余裕をもって書類準備と申請に向かいましょう。

①般旅券発給申請書 1通
※20歳未満の方は,5年有効なパスポートしか申請できません。

②戸籍謄本(または戸籍抄本) 1通
※申請日前6か月以内に作成されたもの。

③住民票の写し 1通
※住民基本台帳ネットワークシステムの利用を希望されない方

④写真 1枚
※縦45ミリメートル×横35ミリメートルの縁なしで,無背景(無地で淡い色)の写真。
※申請日前6カ月以内に撮影されたもの。

⑤申請者本人に間違いないことを確認できる書類

※必要書類の詳細は各都道府県ホームページを確認ください。
出張予約クラウド SMART BTM

2. その国ビザ必要?

冒頭にも記載した通り日本は191か国でビザが免除されております(※2021年6月時点ではナウイルスの影響により各国に渡航制限があります)。渡航制限がない状況下の中でも渡航前にビザ取得が必要な国があります。

特に馴染みのある国をピックアップしました。
「ロシア、ナイジェリア、イラク、シリア、サウジアラビア、キューバ」

※上記へは記載しておりませんが、アフリカ・中東地域は査証が必要となります。ただし、現地空港到着時にビザ取得(アライバルビザ)が必要な国:インド・インドネシアなどもあります。

※※ビザの落とし穴※※
① ビザ免除国であっても渡航日数や渡航目的によりビザ取得が必要なケースがございます。必ず各国の渡航情報をご確認ください。
② アメリカ・カナダなどは事前渡航承認が必要となり、渡航前の相手国への渡航許可が必要となるケースもあります。ビザとは異なりますが、予め注意が必要となります。

※注意点※
2021年6月時点では新型コロナウイルスの感染拡大にて、多くの国々で隔離措置など、入国の際の検疫が強化されています。ビザの発給、入国の制限などは、外務省ホームページより、最新の情報を必ずご確認くださいませ。

3. マイルを貯めるメリットデメリット

パスポートを持ってビザをチェックして出発!といきたい所ですが、出入国時にパスポート残存・余白ページについても注意が必要となります。

※※事前出発前の落とし穴※※
国によってパスポートの残存有効期間は異なりますが、現地での滞在日数に加えて6カ月以上~1年以上残っていることを確認しましょう。旅券の余白頁は2頁以上必要な国もあります。

★パスポートの残存有効期間が1年未満となった段階で、新しいパスポートの切替申請が可能です。

4. まとめ

パスポート取得時からビザ・現地出入国情報を確認することにより現地到着後もトラブルを回避できます。旅行は準備が大切となり、事前に確認を怠ってしまうとせっかくの現地での予定が台無しとなります。 ここ最近は渡航制限が特に多くなり海外へ出発が難しい状況ですが、自分自身でわからないことは旅行会社や外務省等へ連絡し確認しましょう。

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※本書の内容は、本書執筆時点(2022年11月1日)の内容に基づいています。

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