なぜビザを取らなければいけないの？
「来月海外に行こうかな・・」と思えるほどに気軽に海外旅行へ行けるようになった昨今ですが、国によっては事前にビザ（入国許可証）の取得が必要です。「なぜビザが必要なの？」「どの国にも自由に行ければいいのに・・」今回はそんな疑問にお答えします。
1. なぜビザが必要なのか
国や渡航目的により事前にビザの取得が必要です。ビザとはその目的に応じて「自国に入国させても良い人物か」を審査するもので、それは国交の状況や相互の信頼関係による影響が大きくなっています。ビザの取得は多くの場合で手続きが面倒で、取得までに時間を要することもあり、あまり良いイメージが持たれません。ですが、もし「自宅に身元も分からない赤の他人を無条件で入れられるか？」と考えれば、ビザを取る意義も感じられるのではないでしょうか。自身が安全な存在であると証明するためにもビザは必要な制度なのです。
幸いなことに日本国籍は国際的にも良いイメージを持たれており、ビザの取得を免除されている国が多くあります。またビザの取得が必要な国でも電子ビザ等の簡易的なものであったりと、国籍によってはほぼ全ての国に対してビザの取得が必要な場合もある中で、日本は優遇された国と言えます。こちらに関しましては、「世界最強の日本パスポート」という別コラムもありますので、宜しければそちらも一度ご覧ください（https://www.iace.co.jp/bts/column/detail/20201116_02.html）
2. 実は取得が難しい日本で働くためのビザ
私達が住む日本は世界的にも通貨価値があり、海外の国と比べると数倍以上の収入が得られる事もあるため、日本で働きたい外国籍の方が多いことは一般的にも周知されていますが、外国籍の方が日本で働くために必要な日本のビザ（就労ビザ）は、取得が難しいとされています。それは必要書類の煩雑さ、専門知識の有無や教育の経験、外国籍の方への採用に対する需要と供給等、他にも様々な要素はありますが、その中でも大きな壁は「日本語力」です。日本語は世界でも屈指の難しい言語とされています。もちろん日本語が全く出来なくても問題ないケースはありますが、企業によって「一定の日本語力を身に付けている事」を条件としている事も多く、その中で更に専門的な言葉や知識を身に付けたりと、外国籍の方が日本の就労ビザを取得するのを難しくしている一因になっています。
3. ビザはお小遣い稼ぎ？
一昔前まで「申請書に名前だけ書けば取得できる」と一部で囁かれる程、容易にビザが取得できる国もあり、現在もネットで簡単に登録が出来る電子ビザや、到着した空港で簡単な書類を記入して数千円の料金を支払えばビザを取得できるという国もあります。「そんな簡単で料金もお小遣い稼ぎ程度のものなら無くても良いのでは？」と思ってしまいますが、例え数千円でも年間数百万から数千万人の入国があればその収入も国にとっては大きな財源になります。それが私達も利用する空港や現地の発展に繋がっていると考えれば、そんな簡単なビザでも存在意義はあると思えますね。
4.こだわりの機内食
リコッタパンケーキやふわふわのスクランブルエッグなどで有名なbillsをご存知でしょうか。フライングホヌではエコノミークラスの機内食をbillsと共同開発された機内食を味わうことが出来ます。ビジネスクラスではリゾート気分を味わえるよう洋食メニューにハワイアンメニューを用意しています。また、ホノルル線限定ドリンクとしてモヒート、パインアップルジュースを飲むこともできます。機内の中からハワイ気分を味わうことができます。
5.まとめ
国によって多種多様なビザがあり、その取得方法も様々です。ちなみに日本国籍に関しては特別な制限を設けられていない時期で無い限り、現在200弱の国に対してビザ無しで入国が可能です。筆者の個人的な思いですが、いつか日本のパスポートで全世界ノービザで行ける日が来ることを夢見ています。
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※本書の内容は、本書執筆時点(2022年11月1日)の内容に基づいています。
