新幹線の生い立ち ~東海道・山陽新幹線編~
東海道新幹線が開通したのが1964年。今日、北海道・東北・山形・秋田・上越・北陸・東海道・山陽・九州の9つの新幹線が運行しております。現在も全ての路線が予定通り運行しているわけではなく、直近では北陸新幹線や北海道新幹線・九州新幹線の延伸などが予定されております。この3路線に関してはまだ完成していないため整備新幹線とも呼ばれております。現在この3路線の中で話が進んでいるのが北海道新幹線の新函館北斗~札幌間、北陸新幹線の金沢~敦賀間、九州新幹線の武雄温泉~長崎間の3区間です。それぞれの新幹線の特徴などをご案内させて頂きたいと思います。
東海道・山陽新幹線の歴史
1939年に鉄道省(当時)が主導で弾丸列車計画(東京~下関まで9時間で結ぶ)の計画が策定されました。しかし第二次世界大戦が勃発し工事などは中断となり頓挫となりました。1957年から1958年に掛けて大きな動きがあり、運輸省(当時)主導の元新幹線の計画が閣議決定されました。1959年4月20日に1964年の東京オリンピック開催と同時に運用に向けてついに工事が着工されました。1964年10月1日に東京~新大阪間で新幹線が開業されました。1967年には山陽新幹線の工事が着工となり博多まで結ばれることが実現されるようになりました。
その間に大阪万博に向けてひかりを輸送力強化のため、12両から16両編成になり、大幅に輸送力が増えました。1972年3月15日には新大阪~岡山間の延伸が完成、1975年3月10日には岡山~福岡までの延伸が完了しました。計画から36年でようやく今日の東海道・山陽新幹線の姿になりました。
東海道・山陽新幹線の所要時間と最高速度
東京~新大阪までの所要時間は以下のように短くなっていきました。
1964年ひかり4時間00分(最高時速210KM)
1965年ひかり3時間10分(最高速度210KM)
1986年ひかり2時間56分(最高速度220KM)
1992年のぞみ2時間30分(最高速度270KM)
2007年のぞみ2時間25分(最高速度270KM)
2015年のぞみ2時間22分(最高速度285KM)
2020年のぞみ2時間21分(最高速度285KM)
まとめ
今後は大幅な時間短縮は新幹線では難しいと思いますが、リニアモーターカーの実現におり更なる時間短縮が進んでいきリニアと新幹線が共存して益々利用者の利便性が高まっていく事と思います。
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※本書の内容は、本書執筆時点(2022年11月1日)の内容に基づいています。