2011年入社
管理グループ(チーフ)
中西 さくら
元々は全く別の業種で働いていたのですが、自分に新たな選択肢を持っていたい、スキルを身につけたい、というところからIACEトラベルへ入社しました。
ただ、一貫して共通しているのは“人の役に立つこと”という部分です。実は、以前は幼稚園教諭をしていて。
そんな自分が今は社員教育という形で業務に携わっていることに不思議なものを感じています。
入社から約6年半、予約手配をしている中でも、多くのお客様の旅行や出張のサポートをさせていただきましたが、サポートという形でありながら、逆に元気をいただくような気持ちになることも多かったです。
私の職業人生は、本当に周りの人に助けてもらってきたものだと心から感謝しています。
様々な環境で仕事をしてきたからこそ、多様な環境に置かれている方の状況への理解にも役立っている部分があるので、無駄な経験は一つもなかったと実感しています。
学生の時にアルバイトをしている頃から、お客様が求めるものの先を読んで動こうという姿勢ではいましたが、IACEトラベルが大切にしている『相手の立場に立つ』という思いの本質はまだ理解できていなかった気がしています。
一歩踏み出すきっかけはある日突然訪れたのですが、旅行についてのお問い合わせ電話の対応をした際に、電話口から聞こえる声が、私の大好きな叔母の声にそっくりだったのです。
もちろん、実際には叔母ではなくIACEトラベルに問い合わせてくださったお客様なのですが。
ものすごく当たり前なことですけど、その時に、“この電話口の方もきっと誰かの大切な家族”という思いを実感し、相手の立場に立つということを一段深く理解するきっかけとなりました。
旅行会社で勤務する上で培った経験の一つとしては複数の業務を並行して行うスキルです。
時代とともに行う業務内容にも変化があり、常に工夫・アップデートが必要ですが、お客様の対応を行う場合でも、進行状況や内容はお客様により異なります。
その上で、一件一件について適切な対応を行うことへ意識を高めることで、現在人事担当社員として業務にあたる上でも非常に役に立っています。
一つ目は、『先手挨拶』です。特別なスキルや経験はいらず、自分の意志のみで実行できるものなので これだけはいつも忘れないでいようと決めています。
20代前半は、まず明るく挨拶するということが第一でしたが、以降は段々と、相手の状況によってトーンや声色を変えるように気をつけるようにもなりました。
二つ目は、『目に見えないものを信じること』です。それは時に自分の直感や感覚であったり、成長に必要な要素でもある“時間”であったり、場合によっては、誰かの“意志”ということもあります。
効率の良さや具体的なものを、社会では求められることも多いですが、関わるものは“人”であるため、現在の業務でいえばそれだけでは言い表せられない、分類できないものも 多くあると考えています。
肉眼で見えないものを信じるには、非常に力がいるものですが、目に見えないものへの取り扱い方を出来る限り 丁寧にしたいという思いが、まわりまわって社内外多くの方や、自分の成長機会との有難い縁を、これこそ可視できないパワーが繋げてくれている気がしています。
目に見えない商品を販売している旅行会社ですので、想像力を存分に使って働きたいという方に 是非来ていただきたいです。
新しいものを学ぶ時、環境に身を置くということは、不安も期待も入り混じるものですが、その選択が後悔しないものになるのかはこの瞬間以降の自分が握っていると考えています。
会社に入ってどんなことを得ていきたいのか考えた上で、IACEトラベルへご応募いただけるとしたら これ以上嬉しいことはありません。
また、私自身の抱負として。基本的に会社は、利益や資産という目に見えるお金という形があり、そこを求めるという ことは前提にありますが、継続的な成長には社員の成長など、『見えざる資産』の部分が非常に重要となっています。
人事社員として、会社の見えざる資産を増やすための一歩一歩を進ませていく日々にしたいと思います。