時差ボケ対策

皆様は出張や旅行の際に時差ボケに悩まされたことはありませんか? 長距離フライトにはつきものですが、上手に調整しなければ現地滞在中や帰国後の仕事に支障が出てしまうことも・・・。 今回はそんな時差ぼけの症状を抑えるコツをご紹介いたします。 一般的には日本との時差が5時間以上ある国へ行く場合に体内の調整が上手くいかず時差ぼけが発生しやすいと言われます。人間の体温調整やホルモン分泌は約24.5時間の周期で行われていますので、元々地球上の1日とは約30分のズレがある訳ですが1日の日周リズムのズレがわずか30分程度なので、普段は体内調整も容易に行えています。ところが、いくつものタイムゾーンを超えるフライトでは体内調整が上手くいかず、結果として時差ボケを引き起こしてしまいます。 日本からヨーロッパ方面へ向かう「西周り」の場合、時間をプラスするため1日の時間が長くなります。そのため、夜の間に体内時計を整えやすく時差ボケの症状は比較的軽いですが、逆にヨーロッパ方面から日本へ向かう「東周り」は時間を失うため1時間短くなります。このため東回りの方が体内リズムの調整が難しく時差ぼけの症状が出やすいというわけです。

渡航関連最新情報の配信希望はこちら

目次
  1. 西周りの時差ぼけ対策
  2. 東周りの時差ぼけ対策
  3. 注意点
  4. まとめ

1. 西周りの時差ぼけ対策

・旅行前=普段より1-2時間遅めに就寝し、現地での生活リズムに少しずつ慣れておく
・機内=アルコールやカフェインを控え眠らないようにする
・現地=現地の夜になってから眠る

2. 東周りの時差ぼけ対策

・旅行前=普段より早寝早起きを心がける
・機内=出来るだけ早く眠る(アイマスク・耳栓は必需品です!)
・現地=体が眠くなくても現地時間に合わせて眠るように努力する
出張予約クラウド SMART BTM

3. 注意点

機内で眠れずお酒を飲んで眠ろうとするのは危険です。機内は気圧の関係で酔いやすく脱水症状を引き起こす事で体内調整が上手くいかず時差ボケを悪化させてしまいますので、いつもより多めにお水を飲みましょう。また、現地に到着したら太陽の光を浴びると体内時計のズレを調整してくれます。特に到着初日はしっかり太陽の光を浴びて下さい。そして、帰国後は眠くても2~3時間の睡眠に留めておくと良いでしょう。寝過ぎてしまうと時差ボケが長引いてしまいます。個人差はありますが、一般的な時差ぼけ対策としてこれらの行動を是非試してみて下さい。

4.まとめ

さて、いかがでしたでしょうか? 注意するべきポイントが多いのですが、予め知っておく事で予防や対策が出来ます。 会社を代表して出掛ける海外出張ですから、時差ぼけ対策をしっかりと活かして仕事に全力を発揮出来る事を願っております!

IACEトラベルの情報配信ツール
1. 週1回配信 メールマガジン
IACEトラベルではご出張や海外渡航に関する情報をメールで配信しています。こちらの記事のような最新の渡航関連情報はもちろん、各週に新たに発表された世界各国の入国制限や自然災害、テロ等の事件に関する情報も配信しています。また、IACEトラベルが開催している無料ウェビナーの告知もしておりますので、是非ご登録くださいませ。

週1配信 メールマガジンご登録はこちら


2. 毎週火曜日・木曜日の朝5時30分配信 耳だけ海外
毎朝の身支度の時間、通勤中などの手と目は話せない時間に「耳だけ」で最新の海外渡航情報を確認できる「耳だけ海外」。IACEトラベルの公式Youtubeチャンネルから毎週火曜日・木曜日にご拝聴いただけます。耳だけで最新情報を確認されたい方、是非チャンネル登録をお願い致します。

毎週火曜日・木曜日の朝5時30分配信
耳だけ海外ご登録はこちら


3. IACEトラベル公式Twitter
IACEトラベルの公式ツイッターでは、注目ニュースをつぶやいています。海外渡航に関する情報はもちろん、航空会社関連のニュースや日本国内移動に関わる最新情報を配信しています。気軽に情報を確認されたい方は是非フォローをお願い致します。

IACEトラベル公式Twitterフォローはこちら



※本書の内容は、本書執筆時点(2022年11月1日)の内容に基づいています。

  • メルマガ
  • facebook
  • X
  • インスタグラム
  • YouTube

関連するコラム